こどものたしなみ

5歳の息子と全力で遊ぶゆるゆる日記

虫嫌いな人の為のカブトムシの捕まえ方

おはようございます。
今日は4時に起きなければいけないことが事前に決まっていたにもかかわらず、連休テンションで夜ふかししてしまい、完全に寝不足です。

 

今日は遠出して1日炎天下の中、外でずっと過ごす予定なのですが・・・耐えられるのか・・・水分だけはしっかり取っておきます。

 

さて昨日はカブトムシ採集スポットとして大将ケ根緑地をご紹介しましたが、今日は実際に普段どのように採集しているかを書いていきたいと思います。
でもカブトムシの捕り方はYouTubeでも他のブログでも情報はたくさん入手できるので何を今さらと思われる方が多いでしょう。

 

今日は3年間一切触らずにカブトムシを飼育している私が虫が嫌いな方の為のカブトムシの捕り方を紹介します。
そのためカブトムシやクワガタ等、虫の写真はこのあと一切出てきませんので安心してご覧下さい。

はじめに

そもそも私、虫ものすごい苦手なんです。
昨日も今日も昆虫に関する内容を書いておきながら、虫は一切触れません。

みなさんの動画やブログの投稿を見たり、公園で他のパパママを見ているといつも感じるんですが、なんでみんな虫平気なの?
素手セミを捕まえているお母さんとか見ると、すごいなぁと思いつつ申し訳ないながら結構引いてます・・・

虫嫌いな姉がいた影響なのか、子どもの頃から虫に触れ合うこともなく、虫捕り網や虫かごも息子に買うまで触ったこともありませんでした。
なので虫も触れないし、見るのも嫌なんです。ダンゴムシやアリですら触りたくない。
それでも息子と一緒に虫捕りに出掛けるんですが、彼に追いかけられているチョウチョやトンボに「頼むから逃げきれ!!」といつも思っています。

じゃあカブトムシなんか捕りに行かなければいいじゃないと思われるかもしれません。
そういうわけにはいかないのが小さい子を持つお父さんであり、お母さんなんですよね。
カブトムシ欲しがっている我が子に、いいところ見せたいですもん。

それで捕まえ方をYouTubeとかで調べるんですが、そもそも山や森の中に入りたくないし、見つけてはなんか素手で捕まえているし、いや無理やろ・・・と心折れていました。
それでも息子の願いを叶えるべく、会社の先輩に付き合ってもらい夜中に二人でカブトムシ採集行ったものの、恐怖しかなく何もできなかった情けない記憶しかありません。

 

大半の方は何を言っているのか理解できないかもしれません。
でも虫嫌いはどこまでいっても虫NGなんですよ。

 

そして同じように悩まれているパパママは少なくないのではないかと。
なので、虫嫌いがカブトムシを捕りに行く方法を紹介してもいいんじゃないかと思い立ったわけです。

 

準備するもの

【服装】

・長袖、長ズボン

・帽子

・首元にまけるタオル

・ネックチューブ、フェイスカバー

・運動靴 or ハイカットワークブーツ

厚手の手袋 ※軍手はNG

 

長袖、長ズボン

とにかく肌の露出を防ぎます。蚊やハチの対策ということもありますがその他にもたくさんの虫、枝や草などで傷つくことを防止する意味でも長袖、長ズボンは必須です。
色味として黒はハチが寄ってくるといわれているので、できれば白を推奨します。ただ普段私は黒ずくめですが、これまでは特に気になったことはありません。
またコンプレッション(スポーツタイツ)でもいいですが、蚊の対策にはあまりなりません。あいつら平気でタイツ突き抜けて刺してきやがります。

 

帽子

こちらも露出防止です。あと蜘蛛の巣が髪にひっかかるあの不快なやつ対策です。

 

首元にまけるタオル

汗を拭くということもありますが、首元の露出を防ぎます。
保冷剤を仕込んでおいて暑さ対策としても使えます。

 

ネックチューブ、フェイスカバー

ワークマン等で扱っている冷感タイプがおすすめです。
口の中に小さな虫が入ることを想像したら恐ろしすぎるので、マスク等はしておいた方が良いでしょう。(実際に口に入ることはほぼ無いと思いますが)
フェイスカバーは耳まで覆えるので、虫の羽音対策としても有効です。

 

運動靴 or ハイカットブーツ

動きやすいもので構いません。足元は本当にいろいろなものが落ちていたり、うごめいていたりするのでサンダルはやめましょう。
私はハイカットブーツにパンツの裾をインします。見た目よりも安全性。

 

厚手の手袋

虫を触れない方にはこれが重要です。仮に触らざるを得ない状況になった時、いかに手に持った感覚、肌に虫を感じさせない厚手の手袋があると安心です。
私はホームセンターで買った耐熱作業用の牛革手袋を使用しています。
野球のバッティンググローブを使っている方も見たことがあります。


尚、繊維編み込みの一般的な軍手はおすすめしません。

カブトやクワガタに脚を絡められると簡単に取れず、彼らを強く引っ張ることができない私は絶望しました。

 

【道具】

・虫かご

・虫捕り網

・虫よけスプレー

蚊取り線香とホルダー

・スコップやシャベル

・懐中電灯

・トラップ

 

虫かご

掴めたカブト、クワガタを入れる為なので大きさは何でも大丈夫です。
捕まえたい数次第ですね。

 

虫捕り網

網を顔の前で盾代わりに使っています。構えて歩けば蜘蛛の巣や飛んでいる虫たちから身を守れます。
尚、網で捕まえることはほぼないと思われます。現に私は網で捕まえたことはありません。
網で捕まえたら手で取りださなければいけないですし、軍手同様脚を絡められても嫌ですしね。

虫よけスプレー

お守り程度。あまり効果を感じたことはないです。
森の中の蚊、タフすぎるやろ・・・

 

蚊取り線香とホルダー

虫よけスプレーも格段に効果がある気がします。
私は金鳥蚊取り線香ミニとベルトに吊り下げられるホルダーを使っています。

 

スコップやシャベル

カブトムシと一緒に土を持って帰るときに使用。
その他何かとあると便利ですが、荷物になるので必須ではないです。

 

懐中電灯

カブトムシを捕まえに行く時間は早朝や夕方以降が多いので必須アイテムです。
森の中は真っ暗なので、明かりがないともはや遭難。

 

トラップ

こちらも必須ではありませんが、木にいるカブトムシを見つけられるかはどうしても運が伴います。
今年初めてトラップを仕掛けてみましたが、10匹以上捕まえられました。
夕方にセットして翌朝回収しに行くという流れです。
トラップの作り方の詳細は別の機会に紹介しますので、簡単に書きます。
まずバナナを焼酎、カルピス、砂糖に3日程漬け込み、日光に当てて発酵させて準備。
それをネットに入れ、切り取った2Lペットボトルに黒のビニール袋をセットし、その中にINするだけです。

 

探しに行く時間帯

カブトムシは夜行性です。日中は土の中に潜っているのでほぼ見つけられません。
その為夕方以降、若しくは早朝に探しに行きましょう。
ちなみに昨日ご紹介した大将ケ根緑地では8月始めで18時過ぎに行った時に数匹カブトムシやコクワガタを見つけることができました。

 

カブトムシが見つかる場所

クヌギやコナラの木の樹液に集まってきます。
ただどれがクヌギだったりコナラだったりかは分からないですよね。
目印としてドングリが下にたくさん落ちている木で探してみると見つかりやすいです。
カナブンや他の虫が集まっている木にカブトムシもいる可能性は高いです。

 

カブトムシの捕まえ方

上記のような時間帯と生息場所でカブトムシを見つけられたらあとは捕まえるだけです。
ひょいっと手で掴んで、虫かごに入れて持って帰る。

・・・それができれば苦労しないんですよ。なんでみんなできるんだよ。

 

虫が触れない方はここからが本番ですよね。
対策は至ってシンプルです。

 

太めの枝を拾って、カブトムシの前に差し出しその枝に掴まってくれるのを待つ。
掴まったらそのまま虫かごにいれる。

これだけです。

もったいぶっておいて、なんでもないことをドヤって書いていて恥ずかしい限りですが、虫が嫌いな我々はこういうことも知らないし思いつきもしないもんなんですよね。
現に私も息子がこの方法で遊んでいるのを見て衝撃を受けました。

 

これなら俺でもできる・・・!!!

 

それ以来捕まえるときだけでなく、虫かごを移す時だったりも常にこの方法で対処しています。万が一の時の為に厚手の手袋しながらですけどね。

 

ちなみにトラップで捕まえるときも基本はあまり変わりません。
夕方木にトラップを仕掛けておいて、翌朝回収します。

 

回収したトラップをのぞき込むときが一番緊張する瞬間ですね。
私は息子に一任しています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
私はここまで書いておいて、ヘタレ感を存分に出した挙句オチが弱い感が否めず何とも言えない気持ちです。
それでも虫が苦手な方が一人でも多く、お子さんと一緒にカブトムシを捕まえられて、昆虫採集や飼育を楽しめるようになって頂けたら嬉しいです。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。